カタルです。
まさか2回戦負け!?
今日、2Rで第3シードの カルロス・アルカラス 選手( 世界ランク3位 )がノーシードの ボティック・ファン・デ・ザンツフープ 選手( 世界ランク74位 )に破れると言う大波乱が起きました!!
2人のデータはこちら⇩
ここまでの対戦成績…
アルカラス 2勝 ー 0勝 ザンツフープ
正直、全く知らない選手に アルカラス 選手が負けたと言う事で、急遽試合内容を観させてもらいました…
試合は、アルカラス選手のプレーが全くダメと言うことは無いながらも、本来の粘りや集中した時に確率を上げてくる攻撃が、欲しい時に中々入らない相当苦しいプレーを強いられていました…
勝利を挙げた ザンツフープ 選手のプレーは、柔らかいボールの捉え方で粘り強く、ゆったりしたペースで深くコントロールされたボールや、柔らかいタッチのスライスでラリーをするタイプですが、時折見せるカウンターや シナ― 選手のようなペースを自ら上げる鋭いショットが緩急となり、今回のアルカラス選手のリズムを崩し、調子を上げさせなかった一つの要因にもなったのではないかと思います!
前に【 アレックス・デミノー選手の進化 】と言う記事を書きましたが、最近、シナ― 選手のショットを参考にしてプレーに取り入れているように感じる選手が増えてる気がします!
前の記事を読んでみたいと言う方は下からどうぞ⇩
そして更に アルカラス 選手を苦しめたのが、ザンツフープ 選手のボレーでのポイント確率と苦しい状態からもキープに持っていったサーブの組み立てです!
2st や3st では下手したら逆転されてもおかしく無い流れになりかけた場面も有りましたが、そこをしっかり取り切った ザンツフープ 選手の冷静なプレーが、今回の大番狂わせを生んだのだと思います!
❏ まとめ
今回の アルカラス 選手のプレーは、明らかに本来のプレーではありませんでしたが、ザンツフープ 選手の予想以上のプレーに調子を上げようとしても抑え込まれたと言う印象の試合内容でした…
オリンピックからの調整不足や疲労など、本来の力を出せなかった要因は色々考えられると思いますが、次の試合では更にパワーアップした姿を見せてくれると信じています!
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まさか2回戦でこんな大波乱があるとは思っていませんでしたが…
全く知らない選手のプレーを知る機会にもなりました!
今大会は、この ザンツフープ 選手がどこまで勝ち上がるのかにも注目しながら観戦して行きたいと思います!
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どんな選手でも、こんなことが起こることが有るのだと再認識したカタルでした。
~おしまい~