テニスコーチ カタルが語るブログ

テニスコーチが日々の出来事から思ったことを色々語るブログです

成長期と言うハプニング… 関東ジュニアまで後1ヶ月…

 

カタルです。

 

今日は、日常の出来事から、ちょっと困ったことが起きたので、それを書いていきたいと思います。

 

❏ 関東ジュニアまで後約1ヶ月…しかし…

後、約1ヶ月で関東ジュニアが始まります!

そこに向け、出場選手も残念ながら出れなかった選手も、共にパワーアップしながらその日を迎えたいと思ってるところなのですが…

 

嬉しくないハプニングが起きています…

 

ここまで良い感じに力を付け、絶好調だった出場選手の一人が、数週間前から、成長期からくる痛みで思うようにプレーが出来なくなってしまったのです…

 

今は、痛み自体は良くなって来ていると言うことですが、かばった動きのせいでボディーバランスが崩れ、更に、身長が一気に伸びたことでの感覚の狂いも伴って、ショットの制度が非常に悪い…

 

試合をさせると、ワンセットの後半で少しずつ痛みが出てくるらしく、動きもプレーの質も悪くなって行きます…

 

これでは…3セット戦えないよな…

 

 

❏ 待ちに待った成長期なのに…

この選手は、ずっと身体が小さく、試合会場で見渡しても一番小さいぐらいの身長でした。

「でかくなればもっと強くなれるはず!早く成長期来い!」

と願いながら、食事や睡眠に気を配って生活していました…

 

そんな待ちに待った成長期!一気に10㎝近く身長が伸び、「来たー!!」と思った矢先、身体に激痛が…

 

エントリーしていた大会も痛みで棄権し、練習も休み…

勝ちたいと思っていた大会も、練習不足と痛みで負けてしまいました…

これは相当悔しかったことでしょう…

 

本来、選手の身体が成長して大きくなることは、更にプレイを強化できる喜ばしいことなのですが、成長期に色々な部位に出る成長痛や感覚のズレに苦しむ選手も少なくないのが現実です!

 

実際、成長からくる痛みは、しっかりケアして行けば改善されて行きますし、おかしくなった感覚のズレも、数か月経てば落ち着ついて来るのです…が…

 

なんせ時期が悪すぎました…

 

 

❏ 崩れた感覚と残る痛み…

痛みが出てから1ヶ月…

大分改善されて練習できるようにはなりましたが、やはりあまり良い状態とは言えません…

長時間練習したり、激しい動きになると痛みが出るので、かばった動きをしてしまいます…

身体が大きくなった分、打つショットが強くなったりと良い部分も有るのですが、今までの感覚で打つとアウトしてしまうと言う感覚のズレに苦しんでいます…

 

そして、関東ジュニアまで後一ヶ月…

 

う~ん…これは困った…

 

 

❏ まだ1ヶ月ある!ピンチをチャンスに!

後1ヶ月…

イヤ!

まだ1ヶ月もあるのだ!

ここはポジティブに行こうでは無いか!!

 

ボディーバランスの立て直しも、感覚のズレの修正もまだ十分間に合うはず!

それさえ整えば前よりもっと良いプレーが出来るようになるにちがいない!

これは逆に、身体が大きくなったことを生かしたプレーにスケールアップするチャンスじゃないだろうか!

そこで痛みも改善出来れば最高の状態で試合に臨める可能性は十分にある!

 

そう言い聞かせ、僕自身もやれるだけのベストを尽くそうと考えを巡らせるカタルでした。

 

 

~おしまい~