カタルです。
今日全日程を終了した WTA250 ジャパン女子オープン!
今回は日本人若手選手2人の活躍も有ってかなり盛り上がりましたね!
本戦から出場した18歳の 斎藤 咲良( さいとう さら )選手がベスト8!
斎藤 咲良( さいとう さら )選手についてはこちらから⇩
そして!
予選から見事に勝ち上がり、本戦1Rで元全豪チャンピオンである ソフィア・ケニン 選手を打ち破るなどの快進撃を見せたのが20歳の 伊藤 あおい( いとう あおい )選手!
今日、惜しくも敗れてはしまいましたが…
WTAツアー初出場にしてベスト4と言う好成績を収めました!!!
伊藤 選手はジュニア時代、全国中学生テニス選手権での優勝で頭角を現し、U15全国選抜中牟田杯では準優勝、インターハイでも準優勝と後半伸びてきた選手の一人と言う印象です!
実はジュニア時代に僕の教え子との対戦も有り、その時の印象はとにかく対応力が凄くてゲーム性が高いと言うものでした!
その試合の序盤は、どちらかと言うと教え子の方が押していた試合内容だったのですが、後半になるにつれカウンターやサーブのキレが増していき、最後は完全に流れが逆転した感じの試合でした…
その当時はそれほどスライスを多用したりはしていませんでしたが、今のプレーの片鱗を見せていたとは思います。
そんな持ち前の対応力とゲーム性から生まれた今のプレースタイルで、去年はSBCドリームテニスのファイナルで優勝し1000万円をゲットするなど、国内ですでに猛威を振るっていましたが、まだまだこのプレーには伸びしろが有るように感じます!
SBCドリームテニスの詳しい内容はこちらから⇩
現に今回のジャパンオープンでの海外選手に対するプレーは、一週前に行われていた全日本選手権の時よりも更にレベルアップしたように感じさせる内容でした!
この短期間でのレベルアップの要因は、強力なショットを持つ海外選手に対しての対応と、国内だからこその応援の力に後押しされた部分が有ると思います!
「 無理なボールは追わない 」と断言していたフットワークも、今回は間違いなく最後まで追っていましたしね(笑)
こんな姿を目の当たりにすると…
今後さらに進化して、世界で戦う選手へと躍進して行く事を期待しちゃいますね!
❏ 伊藤 選手の快挙が生む国内での相乗効果!
今回、主に国内で活動していた伊藤 選手が WTA250で勝ち上がったと言う事実は、他の日本人女子選手に大きな可能性を感じさせるものになったかもしれません!
今後もしかしたら…
自分たちもと奮起した国内選手達が、海外の強豪選手を倒しまくるなんて未来も有るかもしれませんよね!
そして何より…
奮起する 伊藤 選手のプレーを観に会場に足を運んだお客さんが多くいたと言う事が、
日本テニス界にとってとても大きな出来事だったのではないでしょうか!?
もしこの出来事を上手く広げることが出来たとすれば…
今まで言ってきた国内テニスを盛り上げるチャンスの時が今まさに来たのかもしれません!!
前に書いた記事はこちらから⇩
……
しかし…
この盛り上がりをどこも放送していないと言う悲しい事実…
「 テニス協会さん!これ何とかできませんでしたか? 」
……
国内テニスからも世界へ!!
そんな環境が国内で整うことを心待ちにしているカタルでした。
~おしまい~