カタルです。
現在盛り上がりを見せているオリンピック!
テニスはと言うと…
錦織 選手、ダニエル 選手、大阪 選手、内島 選手とシングルス出場選手が全員1回戦敗退してしまうと言う苦しい結果に…
ダブルスでも 錦織 / ダニエル ペアが、ファイナル10ポイントタイブレークの 9-4 から1ポイントも取れずに逆転負けすると言うまさかの展開…
残るは、女子ダブルスの 青山/柴原 ペアと、ミックスダブルスの 錦織/柴原 ペアだけと言う状態で、なんだか悲しい気持ちになっていた最中…
ATP250 アトランタオープンで決勝に勝ち上がっていた 西岡 良仁(にしおか よしひと)選手が逆転優勝したと言うニュースが飛び込んできました!
オリンピックに出場できなかった悔しさがここで!!
今年の西岡 選手は、かなり苦しんでいた印象だったので、この復調はホントに嬉しいニュースです!
トーナメントの途中で世界ランク29位の F・ティアフォ選手を破ったり、決勝では世界ランク33位の J・トンプソン選手にも勝ち切っての優勝ですので、大きな価値がありますね!
明日から始まるワシントンオープンも頑張って欲しです (*^^*)g
❏ なぜ?報道もサポートも少ない?
…しかし、今回の優勝もそうですが…
日本人歴代2位の戦績や最高ランキングを樹立している 西岡 選手のことを、全く報道されないのはなんでなんでしょうか?
今回は、オリンピックの裏と言う事も有るので100歩譲ったとしても、2022年の韓国オープン優勝もほとんど報道されませんでした…
色々と理由はあるとは思いますが…
テニス協会ももう少し歴代2位を表舞台に押し出しても良いのでは?と思ってしまいます…
❏ 強い意志が今に繋がっている!
西岡 選手はある意味 錦織 選手のようなエリート街道を歩んで来た選手ではありません!
U12の全国選抜、全国小学生、全日本ジュニアの3つを優勝するなど、元々全国トップレベルの選手でしたが…
IMG留学のための盛田ファンドセレクションを2回落ちていて…
執念で3回目に合格したことで IMG留学を果たしますが、それが中3の頃…
その後、全米オープンジュニアでベスト4に入るなどの戦績を収めているにもかかわらず、あまり大きく注目される事もありませんでした…
そんな中で他の選手と少し違ったのが、ジュニア時代からフューチャーズなどの世界大会に果敢に挑戦し続けていたと言うことです!
その結果、プロ転向する前の2012年にフューチャーズを初優勝し、2013年には世界ランクを573位まで上げています!
ここからも、目標が世界で戦うプロになることだと言う強い意志を感じます!
昔、元メジャーリーガーのイチロー選手が…
「僕は甲子園に出たかったのではなく、プロになりたかったんですよ!」
と言っていたのを思い出します!
ある意味、雑草魂とも言える強い意志を持ちつつ、自力でここまで登ってきた印象が強い 西岡 選手…
僕らコーチが参考にし、ジュニア達に伝えて行かないといけないのは、むしろこの 西岡 選手の強い意志を持った行動なんじゃ無いかと思ったりするのです!
❏ 国内トップジュニアを世界へ!Yoshi‘s CUP tennis(ヨシズ カップ テニス)!
西岡 選手は、色々テニス界のことを考えて行動してくれてる選手の一人だと感じています。
YouTubeでの積極的な発信や、年末に有望な国内トップクラスのジュニア選手を集めて行われる 西岡 選手主催の Yoshi‘s CUP tennisu ( ヨシズ カップ テニス )は、優勝したジュニア選手に賞金300万円分の支援を行うと言う、トップジュニアに世界挑戦のチャンスを与えようと、次世代のトッププロ選手を生み出すことを考えた取り組みです!
そして今年は400万に支援金の額を上げると言う発言も!
更に優勝選手への副賞として、国際大会の「 Uchiyama CUP 」本戦と「SBCドリームテニス 」への出場権も与えられることから、テニス界を盛り上げようとする思いを感じます!
「SBCドリームテニス」について詳しく知りたい方は下からどうぞ⇩
しかし…
このテニス界のために行われている大会の協賛に、日本テニス協会の名前がないと言うのが何とも…
僕の教え子の中にも、この Yoshi‘s CUP tennisu ( ヨシズ カップ テニス )に出場出来るようになって欲しいと思ってる子がいます…
まだまだ戦績としてはそこには届かない選手ですが、可能性は大いにあると感じています…
そんな目標となる大会を主催してくれている 西岡 選手に感謝しつつ、更に教え子の実力を底上げする方法を模索するカタルでした。
~おしまい~